THE TARO LIFE!!

趣味ブログ

淡路島 釣りツーリング

こんにちは タロです!

 

今回の記事は僕が淡路島へ釣りツーリングへ行った時の記録です!

 

”釣りツーリング” 一言でこんなにも僕を幸せにする言葉が他にあるだろうか

バイク×釣りという僕の生き方に欠かせないと行っても過言ではない大好きな趣味が一度に楽しめるなんて…

 

その日は台風通過後すぐで朝方までは神戸と淡路島をつなぐ明石海峡大橋が二輪通行止めだった

「明るくなる頃には二輪通行止めが解除されてますように!」と願いながら釣りの準備やバイクの整備に追われていた僕は3時間ほど睡眠を取る

 

ピロピロピロ!

嫌なアラーム音で目が覚める

開ききらない目で時計を見ると6時だった

朝になったことにやっと気付いた僕は明石海峡大橋の交通情報を確認する

すると僕の願いは叶い、二輪通行止めは解除されていた

歯を磨き、顔を洗い、着替える

荷物の忘れ物がないかもう一度チェックする

まだ誰も起きてないリビングに「いってきます」と小さく言いガレージへ向かう

リュックをCBRの荷台にくくりつけ、ホルダーにiPhoneをセットする

この間取り付けたスマホ充電USBが大活躍しそうだ

暑いのは分かっているがバイクはいつだって危険だ

僕は革のブーツを履く

もちろん服も長袖に長ズボンだ

CBRを外に出し、跨る

まずは淡路島までのナビを設定しよう

今日の目的地は淡路島の釜口漁港という場所だ

釣り竿3本とネットも背中に背負っている

こういう時に4ピースとかのパックロッドがあれば楽なんだろうな

僕はいつだって持ち運びもそこそこ楽で釣りをする時の準備も楽な2ピースのロッドを愛用している(それしか持っていない笑)

 

まずはガソリンスタンドへ行こうか

幸い天気にも恵まれて気持ちのいいツーリングのスタートだ

ナビでは2時間超えの長い道のりになりそうだけどこの天気なら気持ちよく走りきれそうだ

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途中、コンビニで休憩しつつ自分のバイクを眺める至福の時間

 

どんなにボロくても古臭くても持ち主の僕が気に入っていたらそれでいいんだ

僕のバイクは一番かっこいい

(数年前にイキってカチ上げたマフラーは最近になって少し恥ずかしくなってきたので純正にでも直したいところだが…)

 

じつは淡路島へはほとんど行ったことがない

一度だけ僕が小学生だった頃に家族で四国に行った時に通過したぐらいだ

そもそもバイクで神戸方面に行くこともあまりないので通る道が全部新鮮で楽しい

 

バイクが250ccというのもあって高速道路もあまり乗ったことがないので明石海峡大橋の渡る時の高速道路もかなり楽しみだ

あ、でも橋だし有料道路っていうのか?

 

知らない山の峠道を通り、神戸の住宅街を通り、垂水インターへ入る

久々の高速道路だ

ついついレース気分になって調子に乗りそうになるけど平常心を保って運転に集中しよう

大型トラックが多くて怖かったけどなんとか明石海峡大橋の近くまで来た

長いトンネルを抜け、一気に視界がひらける

「うわーー風強いし寒い!」

ぶっちゃけの感想

実際かなりの強風でおまけにCBRはかなり軽いバイクなので右に左に煽られる

一番左のレーンへ避難し迷惑にならない程度にできるだけゆっくり走る

景色を楽しむ暇などなく淡路島へ到着

ここからはゆっくりだし景色も楽しみつつ釜口漁港を目指す

 

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やっぱり海の近くは気持ちがいいよなぁ

この大きな大仏?も今度時間がある時に近くへ見に行ってみたい

 

途中、釣具屋さんで淡路島の釣り名物と言っても過言ではないコブダイ用の餌を購入する

コブダイは本来なら冬が釣りのシーズンなんだけど一応夏でも釣れるらしいから狙ってみる予定だ

 

そして遂に2時間の移動を経て、目的地の釜口漁港に到着した

やっぱり風が強くて釣りができるのは漁港内だけになりそうだ

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雰囲気は抜群に気持ちいい

持ってきたギョサンがいい感じだ

 

とりあえず大物用の竿にコブダイ用の仕掛けと餌をセットして投げておく

その間にもう2本の竿もセットする

一本はタコ狙いでナス型オモリを付けたエギを

もう一本は小物狙いでマイクロメタルジグをセットした

コブダイが掛かっても竿が持っていかれないようにロープで竿を固定しておく

 

まずは小物狙いからスタート

海底は砂地のようなので普段あまり使うことのないメタルジグでも根がかりしなさそうだ

キャストしてボトムまで一気にフリーフォールさせる

そしてボトムから離れすぎないように意識しながらシャクってみる

 

するとすぐにゴゴゴゴン!と叩くようなアタリがありヒット!

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心地良い引きで楽しませてくれたのは真鯛の幼魚だった

通称チャリコと呼ばれる

 

よく海面を観察するとたまに青物のようなすばやい魚が跳ねている

アジかな?サバかな?

 

狙いを水面付近にいるであろうその魚に変えメタルジグを高速で巻き水面付近を泳がせる

すぐにヒット!

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正体はサバでした

この魚を寄せてくる最中にも何匹か付いてきていたのでまだまだ釣れそうだ

サバをクーラーボックスに入れ、同じ方法で誘う

5匹ほどサバを追加し、今度はコブダイ狙いに集中することにする

 

先程仕掛けておいた仕掛けを回収すると見事に餌が取られていた

「ありゃ、餌取りが多いのかな」

同じように餌のバナメイエビを付け、投げ直す

10分ほど待ち、再び回収してみるともうすでに餌が取られていた

太い釣り竿を使っているのでエサ取りの小魚のアタリがわからないのだ

この場所ではコブダイは狙えないと判断し少し移動する

 

移動した先はさっきの場所よりも浅くぎりぎり海底が見えるほどの水深

これなら餌取りは多少減りそうだし、もしコブダイがいればサイトで狙うことができそうだ

仕掛けをセットし少し辺りを観察してみる

すると60、70cmはありそうな大きな魚を発見!

あれは間違いなくコブダイ

暑さで下がってきていたテンションが一気にあがる

仕掛けを回収しコブダイが見えた辺りに投げ直す

コブダイ釣りは基本的に待つ釣りなのでこれ以上できることもない

今度はタコ釣りをしてみる

海底が砂地なのでまずはタコが潜んでいそうな岩を探すところからだ

しかし岩を発見しても海藻がたくさん生えていてエギに引っかかり釣りにならない

しかたがないので少し日陰で休憩する

真夏に自転車で海まで行き釣りをしていた中学生だった頃の元気はどこに行ったのだろう

あの頃は服に汗で塩ができるほどむちゃしてもピンピンしていたのになぁ

まだ二十歳だけど歳を取ったんだな〜とか思う笑

日頃寝溜めしているから今日くらい3時間睡眠でも問題ないだろうと思っていたけどいつのまにかウトウトしてしまい、気付いたらもう夕方

 

コブダイの仕掛けは餌すら取られておらず撃沈に終わった

 

冬にコブダイリベンジはしようかな