自己紹介
はじめまして
僕の名は太呂と言います。2000年生まれのひつじ座です。
これからの僕のブログをより楽しんでもらうために自己紹介をしておきます。
今までの経験
16歳で中学校を卒業してから半年間 餃子の王将 でバイトをし、そのお金で半年間単身オーストラリアへ
英語を勉強すると言いつつ釣りばかりする毎日を送る
僕は本当に世間知らずなので(現在進行中だけど)
「まぁ、現地に人住んでるし」という精神で怖がることもなく毎日楽しく生活できた
へらへらはしていたけど流石にノープランという訳にもいかず、渡豪前から連絡していた農家の家にお世話になり、中学校の英語のテスト67点の本気でなんとか釣りに行ける生活になった
他には同じ農家で生活していたみんなで泳ぎに行ったりライフル撃ってみたり、ちゃんとした観光したりと周りの環境のおかげでしたい事できて、経験値も増えて、話したい事を山積みで翌年4月に帰国
↑良くわからないままライフルを持つ僕。この後カンガルー撃ち殺して生き物について考えさせられた
17歳になった僕は渡豪前にも働かせてもらってた餃子の王将でバイトを再開した
17歳らしく？今までは移動の足としか思っていなかったバイクにどハマりし夜な夜な地元の友達と海までツーリングに行ったりしていた
それなりにダサくイキってた僕はピアス開けたり、タバコや、夜中の国道で知らないバイクレースをしたりとバカな事ばかりしていた
今思い出せば懐かしい思い出だけどあの時周りの人にどれだけ心配かけたか迷惑かけたか、ごめんなさい
↑その頃の僕のバイク笑 今思えばすごいダサいけど当時は本気だった
その一方で父さんの機嫌は良くはなかった
父さん的には僕がオーストラリアで覚醒して日本に帰ってきてもなにか特別なことをなにかしだすと踏んでいたらしい
ある日の晩、父さんに「たろ、明後日から東京行ってこい」と言われた
もうすでに飛行機と泊まるところを予約済らしい
”地元友達“ から離れて1人で真剣に自分のことを考えろということだった
(明後日もバイト入ってるのに！)と苛立ちながらも僕は店長に頭を下げ1週間、東京に行くことになった
道玄坂のラブホテルに挟まれたb&bのアパートは意外にも居心地が良く嫌なことは特になかった
だけど “友達“ もバイクもないその街に僕は何も魅力を感じなかった
でもどうせなら楽しもうと好きな時間にご飯を食べ、行きたいところに行き、買いたいものを買った
結局、ただの1人旅みたいになったけどこんな非日常を体験させてくれた父さんに僕は少し感謝した
それからは「朝9時には起きて活動しろ」いう命令にも従った
実は東京生活の帰り道、バスに揺られながら僕はオークションで250ccのバイクを買っていたのだった
(東京に行く前日タイミング良く？乗っていた初代愛車のSuzuki Vanvan200のエンジンが焼け壊れたからだ)
新しくバイクを買った僕に諦めがついたのか帰ってから父さんは何も言わなくなった
良い意味でも悪い意味でも僕は自由を感じたのを覚えている
それから約1年の間は毎日決まった “日常” が過ぎ、バイト先の人間関係にも嫌気が差してきた
”大人“ という小さな頃からの憧れに現実を突き付けられた気がして8月に僕はバイトを辞めた
掛け持ちをしていた焼肉屋もついでに辞め、僕は無職となった
さぁ次はどこでなにをしようか
僕は貯金を切り崩しながら次の行動準備を始めた
そして再び2018年 9/16に渡豪をした
僕が18歳のことだった
オーストラリアのメルボルンから飛行機で1時間弱タスマニア島の第二の都市 Launceston に到着した僕を迎えに来たのは「Help X」というWWOOF募集のウェブサイトで連絡していたおばさんだった
Launceston から車で3時間 Glengarry という田舎町へ行くとそのおばさんの家はあった
この家にはおばさんの家族とイタリア人の子とロシア人の子が暮らしていた
ここでの主な仕事内容は事故で親を失った野生動物などの保護をしていてその動物たちの世話だった
僕に任せられた仕事は子カンガルーのミルクやり、ウォンバットの餌やり、ニワトリ小屋作り、芝刈りだった
ふわふわであったかくて可愛いけど
その家は住み心地はいいもののWi-Fiはなく、近くに釣り場もなく移動の足のない僕には退屈過ぎた
「贅沢だ」と思うかも知れないけどiPhone１つで普段の連絡からVISA関連の連絡まですべてをしないといけない旅人にとってはWi-Fiの有無は死活問題なのだ
（Wwoofを募集している家のほとんどはWi-Fiを貸してくれるのが一般的だった）
朝はシリアル、昼はインスタントヌードル、夜は冷凍のフライドチキンのこの家の食生活もあまり好きじゃなかったのもあり移動することに決めた
時間が惜しく感じた僕は1ヶ月間の滞在予定だった Glengarry の家を6日目で出ることにし、本来なら1ヶ月後からお世話になる予定の Old School Farm という農家さんへ無理を言って向かうことになった
ありがたいことにおばさんがGlengarryからLauncestonまで送ってくれた
Launcestonからバスで約2時間のところにある Ulverstone という町にある農家さんへ向かった
Old School Farmは僕が16歳の時にもお世話になった農家さんでここの生活スタイル、リズム、場所の全てが好きだった
玄関がかわいい
２年ぶりだね！元気だった？とここの家族と涙の出そうな再開をした
偶然にも２年前にここで出会った旅人のジャンはびっくりなことに今年も来ていた
すごいタイミングの良さだ
知り合いがいると本当に安心する
ジャンはカナダのケベック出身で小柄な見た目に合わずものすごくパワフルな人でよく元気をもらっていたのを思い出した。そしてかなりの酒飲みである
他にはオーストラリア人のネイサンとトーマス
二人とははじめましてだけどすごく優しそうで仲良くなれそうだ
”良い人の周りには良い人が集まる” とまでは言わなけど ”面白い人の周りには面白い人が集まる” というのはあると思うな
大まかな一週間の流れは
月曜日は休み
火曜日と水曜日は種まきと草取り
木曜日と金曜日が収穫
土曜日、日曜日にマーケットで採れた野菜を販売するという流れ
僕は特に土日のマーケットが好きでカタコトの英語しか話せないけど知らないお客さんとお話しするのが楽しい
オーストラリアには本当に温かい人が多くて英語が話せないことが恥ずかしいなんてことは一度もなくのびのびと生活することができた
月曜日は車を借りて川へ海へ釣りに行けるし色々な国から来た人と一緒に暮らして仲良くなれるしで充実し過ぎた幸せな日々を過ごした
仕事兼遊びの生活
基本は無給だけど仕事によっては給料が出る
生活費も食費もかからないのでそれでもお金は溜まっていく
季節が暖かくなるにつれて世界中から旅をする人がこの家に集まってくる
やはり農家なので季節によって仕事量が変わるからだ
春から夏にかけては特に忙しくて人手が必要になる
一番多いときで一緒に生活する仲間は７人までに増えた
そして月日は流れて12月
日本にいるときから連絡をしていたお寿司屋さん Masaaki's Sushi から連絡が来て働かせてもらえることになった
農家さんの家族に「ちょっと寿司屋さんで働いてくる！」と言い島の反対側にある街 Hobart へ向かった
Hobartについた僕を拾ってくれたのはルーシーだった
ルーシーは正明さんの彼女である
家に着き、改めて正明さんとルーシーに挨拶をする
二人ともすごく良い人で今日から始まる毎日にワクワクした
生活は一変して金、土、日曜日は午前３時起きで店に行き、お寿司の仕込みをする
農家さんでの朝6時起きできついと思っていた僕は泣きそうだった笑
初日はオーナーの正明さんに起こされお寿司屋へ...
掃除機、モップがけ、米研ぎ、海苔切りなどなど
眠かったけど大人気のお寿司屋の手伝いをできているのはとても光栄に思えて楽しかった
9時頃からは本格的に寿司の仕込みに入る
巻き寿司の作り方を教わり作ったり、持ち帰り用の生姜やワサビの用意をする
タスマニア産の生ワサビを使っていてこれが凄く美味しいんだ
クレームへの返答を教えられるような店で働いていた僕からしたらお客さんが全員「美味しかった！ありがとう」と笑顔で帰って行く店は本当にすごいな、かっこいいなと感じた
平日はお店の片付けや家の掃除だったり、材料の買い付けなどを手伝う
時間があれば正明さんと一緒に釣りに行く、潜りに行く。獲れたものは捌き方を教わり料理し食べる
本当に楽しかったし勉強になった
アジの捌き方を教わる
包丁の使い方、刃の流れがとても綺麗で多少は魚を捌けると思っていた僕は全然なんだと気づき、イチから教わることができた
毎晩、調理が楽しくて食べ切れないほど豪華に…
僕も正明さんも料理することに夢中になってしまって「作りすぎ！」ってよくルーシーに怒られたっけ笑
しかし Masaaki's に来て約2週間経った頃、人生で1番の災害にあった
サンダーストームによる発火から始まった山火事が起きたのだ
消防車が行けないような山奥で発火したため50年ぶりの大規模な山火事に発展してしまったらしい
景色は煙たくなり、空からは焦げた葉っぱが降ってきた
風向きによってはこの町も危ないと車に必要な荷物を積んでいつでも避難できる状態で生活した
何日経っても火の手は収まらず、火の手は徐々にこの町に近づいてきている
危険すぎるので僕だけその町から避難することになってしまった
もう少しなにか役に立ちたかったけどこればかりは仕方ない
僕は Hobart にある知り合いのホテルで1週間過ごさせてもらい、その後正明さんの知り合い方のところでお世話になり、さらに1週間を過ごした
夕暮れの Hobart の街並み
忙しい街はあまり好きじゃないけど Hobart の街並みは綺麗で落ち着いていた
消防団として活動していた正明さんは新聞の一面に載るほど活躍し、油分の多いユーカリと道もない山奥での発火のせいで長引いた山火事が遂に消火された
山火事の危険がなくなったので僕は再び Masaaki's に戻ったがこの山火事を機に以前から計画していた店舗移転のための休業に入ることを正明さんから伝えられた
「寿司はしないけど家のことで良かったら仕事もあるしここに残る？」と
悔しい気もしたがまだまだ人手が足りないとOld School Farm から連絡も来ていたので僕はOld School Farm に戻ることにした
お店の片付けを手伝い、一緒に海へ釣りに行き楽しんだ後、別れを言い Old School Farm に戻ることにした
運良く Hobart から Launceston に行く人を紹介してもらい一緒に Launceston に戻る事が出来た
Hobart to Launceston の道のりははタスマニア島縦断なので車でも4、5時間もかかる
本当に助かりましたありがとうございました！
そこからバスで Ulverstone へ
釣り道具入れに貼った Ulverstone のご当地？ステッカーはお気に入りだ
仕事も生活も慣れたここはすごく居心地が良くて wwoof をしているメンバーも知っている人が多かったこともあって戻った当日から馴染めて楽しめた
毎日充実していたが久々に家族に会いたい、友達と遊びたい、日本が恋しいと思うことが増えて4月終わりに帰国チケットを買った
そして帰国後の足としてオークションで壊れたHonda CBR250R も買った
以前から憧れていた直列4気筒だ わくわくだ
目標にしてた60cmオーバーのブラウントラウトの写真
釣った獲物を持って帰ってみんなに自慢するのが好きだった
トラウトの記事はこちらから
https://blog.hatena.ne.jp/Ta__ro04/ta-ro.hatenablog.com/edit?entry=26006613446960805
釣ったうなぎで蒲焼作ってみたり
うなぎの記事はこちらから
https://blog.hatena.ne.jp/Ta__ro04/ta-ro.hatenablog.com/edit?entry=26006613604406394
したい事もほぼできて人の目気にせずに自分でいられて最高に楽しいラストスパートを過ごした
釣りも楽しかったけどみんなで焚き火囲んでお酒飲んで語ってっていうのも最高だったな
安いからと言っていつも買っていた箱の白ワインが合わなすぎて吐きまくったけど笑
左から僕、上がガス 下がジャン そしてイベ
ほんとに出会えてよかった
ウナギを焼きみんなで食べる
イベはオーストラリア旅で食べたものの中で1番美味しいとまで言ってくれた
いつか一緒に日本のウナギ食べに行こうな
遊んだ後ののんびりとした夜を過ごす
最高に気持ちいい
全員、国籍が違うのに同じ言葉を話して分かり合えて
同じものを食べて同じとこで寝て一緒に生活して期間は短くても深い仲になれた気がする
そして迎えた帰国当日
やっぱりいつでも最初は寂しくなるし同時にワクワクもする
着いたら何しようか
誰に会おうか
Devonport, Melbourne, 香港, 台北そして大阪へ
チケット代ケチって乗り継ぎが多い便に乗ったから23時間もかかった笑
クタクタでフラフラで大阪から3時間も電車に乗って地元愛すべき篠山へ
駅に母さんに迎えに来てもらう
帰宅後、僕を出迎えたエンジンがかからないポンコツ君
それから約1週間、実家に引きこもりバイク修理をする
バイク好きの友達にも手伝ってもらってなんとか綺麗な状態にすることができた
もちろんエンジンもかかるようになってちゃんと走るバイクになった
250ccの中で最高の馬力に魅せられ、87年らしいダサ可愛いデザインに惚れ、毎日バイクで走り回った
もちろん去年よりもリスクが怖くなって単純に死にたくなくなって峠で膝出したりなんてできなくなったし、精神的に落ち着いた
バイクの話はこちらから
https://blog.hatena.ne.jp/Ta__ro04/ta-ro.hatenablog.com/edit?entry=26006613446869832
そして6月になり、滋賀へバス釣り合宿をすることにした
友達の家に家事するから家泊めて！って泊めてもらい、釣ったことのない夢の60cmオーバーのブラックバスを狙った
水の状態、バスの捕食のタイミング、主な餌の種類、ベストなルアーの動かし方とか遊びよりかもはや研究的な釣り
そしてなんとか釣り上げた57cm！
あと3cm足りない！
琵琶湖遠征の記事はこちらから
https://blog.hatena.ne.jp/Ta__ro04/ta-ro.hatenablog.com/edit?entry=26006613446869832
何にもならないけど趣味に夢中になり没頭した
安定して50cmオーバーのバスを釣れるようまでなったけど目標の60cmにはなかなか届かず悔しながらも一旦諦める事にし、僕はそのままの足で富山に行くことにした
富山にはバイク好き釣り好き挑戦好きで語り合える大好きな先輩がいる
その人に会いに行くんだ
↑久しぶりの再会
バイクで一緒に走って富山名物ブラックラーメンすすりにいく
富山で過ごした4日間はすごく濃厚だった
4年ぶりの再開というのもあってかお互いに新鮮だった。お前そういう感じになったか！みたいなね
そんな感じで遊び尽くして貯金が尽きかけた僕は1ヶ月の間、庭師として１ヶ月間働かせてもらい、そのお金で石垣島にきたわけです
場所は変われど僕は変われなくて相変わらず趣味に尽くしてるんだけどね笑
3ヶ月契約のリゾバももうすぐ折り返しだからもう一つぐらいした事ない事しようと思って夜はダーツバーで働く事にした
それによって釣りに行くチャンス減るしふつうに睡眠時間減るけどまぁいいかと
一気に経験値とお金貯めて冬に爆発するための我慢
したい事できて、したい事あって、たまに目の前のことで苦しむけど広い目で見たらこの人生最高すぎるな
自己紹介のつもりがすごい長くなってしまいました。
こんな僕ですがいいなと思ってもらえたら嬉しいです
どうぞよろしくお願いします
