タマン狙いの打ち込み釣り 磯のダンプカーとも呼ばれる引きを味わう
こんにちは タロです!
僕は石垣島に来る前から釣りたいと思っていた魚が3種類いた
1種類目は釣り人の憧れともいえるGT(ロウニンアジ)
2種類目は個人的に見た目が好きなウムナガー(キツネフエフキ)
そして3種類目は引きが強すぎて “磯のダンプカー” とも呼ばれるタマン(ハマフエフキ)だった
今回は3種類目のタマンの話です!
沖縄三大高級魚はアカジン、アカマチ、マクブなのだがもし四大ならタマンだろうと言われるぐらい美味と聞く
でも4番目ってどうなの?とも思うけどその思いは食べたら晴れるさ
ちなみに沖縄県魚はグルクンでこちらは唐揚げがすごい人気の魚だ
港で釣れたタマンの幼魚
水色の模様が綺麗で小型なのにすでに引きの強さを感じる
この魚が大きくなり沢山の釣り人を魅了し釣り場へと駆り立てるのだ
その後、僕は打ち込み釣りをするためにビーチへと移動した
車で走っていたら偶然見つけたビーチで竿を出してみる
こんなにも綺麗なビーチなのに誰もいないのがさすが石垣島だなと思ったり
残念ながらここでは釣れなかったけど辺りを待つ間に綺麗なビーチで涼みながらの釣りは最高だった
泊まっていた宿のオーナーに教えてもらった釣り場
崎枝ビーチから打ち込み釣りをしてみる
タマンは肉食魚だ
買える餌の中では島ダコやサンマが人気らしいが僕の経験上その場所で獲れた餌が一番釣れるので今回使う餌は現地調達することにしよう
まずは小型のルアーを使い餌になりそうな魚を釣る
切り身にして使うから魚種は多分なんでもいいはずだがなんとなく匂いの強い青魚系が良い気がする
どうだろう、何が釣れるかな
1つのルアーで狙える魚種が豊富な沖縄の海は楽しい
波打ち際にスプーンをキャストする
スローに巻いてくると ゴンッ! と何かが喰いついた
最後まで鋭い引きで抵抗したのは魚食性の強いゴマフエダイ
まずはゴマフエダイを餌にすることにしよう
釣れてくれたことに感謝し、締める
餌として使いやすいサイズに切り分けてタマン狙いの釣りの準備が完了だ
タックルデータ
XH ベイトロッド
6500番 両軸ベイトリール
フロロカーボン12号
タマン針 19号
ナスオモリ 30号
腰ぐらいまで入水し出来だけ沖までキャストする
ここのビーチは手前は水深1〜2mほどで沖に行くと急に深くなっている
おそらく干潮の今はその深いエリアにタマンがいるだろうと予想
タマンの釣り上げられた実績のあるポイントらしいのでいることは間違いないだろう
しばらく無反応が続く
やはり憧れの魚
そう簡単に釣れる魚ではないのか
日が傾き出す
釣り人にとってのボーナスタイム、夕マズメと呼ばれる時間帯になる
釣りの本番は今からだぜ
夕マズメと重なって干潮から徐々に潮が上がってきたタイミングで仕掛けた釣竿が大きく曲がった
釣り竿がぶっ飛んでいかない程度に設定しているドラグが鳴り響く
ギギギギギギギッー!
遂に来た!
ドラグを締め直しラインを巻き取り、重みを確認して思いっきり合わせる!
フッキング直後に物凄い強さで引っ張られる
ガチガチに締めたドラグから糸が出ていく
あまりの引きの強さに2、3歩前へ引っ張られる
サンゴに潜られないように強引なパワーファイトを続ける
そしてなんとか寄ってきて見えたのは金色の魚体
タマンだ!
よっしゃーーー!抑えられない興奮が全身から湧き出る瞬間
しかもでかい!60cmオーバーの良型だ!
これがタマンか
黄色と水色がすごく綺麗だった
ちなみに口の中は鮮やかなオレンジ色
ワクワクしながら食べた刺身は反応がしづらい味だった
沖縄の魚は海が温かいからか脂が乗っていないようだ
身も締まっていなくてなんだかブヨブヨ、パサパサした感じ
納得の4位ってか
ルアーでも釣れるらしいし今度はルアーで狙ってみよう
引きは文句ないくらい最高だし楽しいターゲットになりそうだ
あと2種類ウムナガーとGTを釣ることができれば本当に満足だけど仕事始まるし時間作れるかな