港内のヌシ マダラエイ
こんにちは タロです!
少し前に座間味島まで行ってきたのでその時のお話です!
座間味島は那覇からフェリーで2時間ほどで行ける離島で、高速船に乗れば50分ほどで行くことができます
港内にあるクジラのモニュメントがかわいい
冬はホエールウォッチングが有名らしい
オーストラリアでは何回かクジラを見たことあるけどいつかホエールウォッチングのツアーに参加して近くでクジラを見てみたいと思うことがある
宿にチェックインし荷物を部屋に置く
今回はペンション星砂という宿にお世話になりました
座間味村ホームページはこちらから
ペンション星砂のことも載っています
↓
https://www.vill.zamami.okinawa.jp/guidemap/detail/105/
くっそ暑いので早速海へ
めちゃくちゃ綺麗
ここが釣り場だなんてテンション上がるなぁ
珊瑚のリーフなので根がかりに気をつけよう
きびなごを餌に使いちょい投げですぐに釣れたカンモンハタ
沖縄の方言ではイシミーバイと呼ばれる
珊瑚のある場所ではだいたい釣れるイメージの魚
続いて釣れたのはムラサメモンガラ
とてもカラフルで毒々しいけど、毒はなく食べられる
可愛い見た目に合わず結構攻撃的で泳いでいるときに気付かずにムラサメモンガラのテリトリーに入ってしまうと噛みつかれる場合もあります
クチバシのような歯を持っているので噛まれないように注意が必要です
こちらはツマジロモンガラ
僕は食べたことないですが結構美味しいらしいです
顎の下辺りの青色がすごく綺麗な魚だ
その後、似たようなモンガラカワハギを数匹釣り上げて夜の部へ
餌は那覇で調達してきたボラの切り身、きびなご、オキアミを使い分ける
夜の部、一匹目はマトフエフキ
オキアミを餌にちょい投げをしていたら釣れた
フエフキ系はサイズが小さくてもよく引くのでびっくりする
70cmオーバーのハマフエフキとか釣れたら最高なのになぁ
仕掛ける釣り竿は全部で3本
80ld、30ld、16ldの3段階で用意した
16ldを使っているロッドは手持ちで探りながらアタリを待つ
大物がきてもぶっ飛ばないようにドラグを緩め竿先には鈴を付けておく
チリンチリンッ
一番強い釣り竿に付けた鈴が鳴り響く
きたか!大物!
竿を手に持ちドラグを設定しちょんと魚が針を飲み込むのを待つ
グッグッグッ!と強く引かれる
今だ!と思いっきりフッキング!
うまいこと釣り竿に魚の重みは乗ったのものすごく軽い
なんだろう
うわー細長いし巻き付いてる…
小さなドクウツボが釣れた
何気に初めて釣ったけどあんまり嬉しくないな笑
噛みつかれて歯から毒が入るのかなと思っていたけどどうやら身のほうにシガトキシンという毒があるらしい
歯や体の模様は怖いけどクリックリの目はかわいいかも
その後、なかなかアタリが来なくて使い切れなかったきびなごやボラの切り身を足元に捨て、軽く帰り支度をしていると足元に大きな黒い何かが泳いでいるのに気付いた
さっき捨てたきびなごやボラの切り身の匂いにつられて寄ってきたのだろうか
軽く20〜30kgはありそうな大きなマダラエイだった
堂々としていてかっこいい
釣ったことのない大物を見るとどうしてもちょっかいをかけたくなってしまうのが釣り人だろう
僕の持ってきた釣り竿の中で一番強いものにオモリと大きな針だけのシンプルな仕掛けをセットし、餌には残っていたボラを丸々一匹使う
マダラエイは足元を行ったりきたり何回も泳いでいたので通るであろうコース上に仕掛けをセットする
あれだけ餌を探していたからほぼ確定で釣れるはずだ
できるだけ警戒させないようにライト類が海面に当たらないように気をつける
そして僕からの殺気が伝わらないように他の釣り竿を使い気を紛らわす
チリンッ
小さく鈴がなる
きたか?でもあたりが小さい
他の小魚がつついたりしているのだろうか
目を凝らして真っ暗な水面を見ると僕が仕掛けを投げ込んだ辺りに大きな黒い影が見えた
喰ってる…勝負がはじまる…
手汗が溢れ出し、膝が震えてくる
チリンチリンッ
さっきよりも大きな音で鈴が鳴り竿先がゆっくりと海に向かって引き込まれていく
ドラグを調節し思いっきりフッキング!!
かかったーーー!!!
と同時にものすごいパワーで沖に向かって泳いでいくエイ
かなりきつく締めたドラグがズルズルと出されていく
エイを掛ける前はなんとか釣り上げることができると思っていたけど
釣り竿に重みが乗った瞬間に思ったことは
「あ、これは無理かも」
ラインは出され続けるけどこれ以上ドラグを締めると体がもっていかれそうだ
テクニックなんて関係のないただの力比べ
僕の予想を遥かに超えたパワー
ここまで単純な釣りは久しぶりだな
ファイトが始まってからは釣り上げれる気がしていなかった
那覇では1mオーバーのサメや小GTなどを釣り上げて大活躍しているこのXHの雷魚ロッド
これがここまで曲げられるなんて
これが折られる気がするなんて
30mほど走られてあっけなく根ズレによるラインブレイク
ごめんなエイ
完全に甘く見てた
またいつか戦えるチャンスがあったら200ldのラインともっと強い釣り竿とリールで挑ませてもらうよ
帰り道、道路の真ん中で出会った大きなカニ
ハサミも大きくてかっこいい
写真は撮れなかったけどフクロウかミミズクみたいな鳥もいたし生き物がたくさんで楽しい島だ
結果的にはあまり良い釣果ではなかったけどすごく興奮したし楽しい時間を過ごせた
座間味島ありがとう
今はコロナウイルスがすごく流行っているので落ち着いたらまたゆっくり遊びに行きたいな