南の島の怪魚 オオウナギ
こんにちは タロです!
過去に3回くらいオオウナギを釣り上げたことがあるけどなかなか僕の求めている ”太もも” サイズは釣れず…
釣り方も餌を付けたブッコミ仕掛けを投げて待つだけの退屈な釣りなのでなかなか気が進まずリベンジをできていませんでした
今日は台風明けというのもあり日中でもかなり涼しかったので久しぶりに ”待つ” 釣りをしようとウナギを狙いに行くことにしました
雲が厚く日が照っていないので汗をかくことなく釣り場へ到着
餌として使うことのできるボラやテラピアが溜まっている場所を探す
いつも釣りをするエリアよりもかなり上流の方でテラピアの群れを発見した
いい感じに深みもあり、ここでテラピアもオオウナギも狙えそうだ
まずはパンを餌にテラピアを釣る
こんなのは朝飯前だ!
最初に食パンを小さくちぎって川に撒く
このときに浮かす用のパンと沈める用のパンの両方をすればなお良い
浮いたパンには水面を意識している魚が食いつくのだけどボトム付近にいる魚には気付いてもらいづらいのでパンを沈めることによってボトム付近の魚もパンの存在に気づくのでより多くの魚に意識してもらえるようになるわけです
魚がパンをついばみ始めたので早速仕掛けを投入する
仕掛けはシンプルにウキと針だけ
オモリを付けるとパンの沈下速度が不自然に早くなってしまうので魚が警戒してしまうことがある
食パンを親指の爪ほどのサイズにちぎって針を覆い隠すように付ける
かなり餌持ちが悪いのでやさしくパンが取れないようにキャストする
着水音につられて大きめのテラピアが寄ってきた
そしてなんの警戒もなく一口で丸呑み
ヒット!
この大きな尾びれから繰り出される強烈な突っ込みが最高だ
このテラピアを捌いて餌にしていく
写真はないがもともと食用で輸入されただけあってなかなか美味しそうな身をしている
住んでいる場所が場所なのでここのは食べれないけど
国場川は年々綺麗にはなっているらしいけどまだまだ汚い
ちょっと見づらいけどぶっ込みでサメを狙うときとほとんど同じ仕掛け
オオウナギのはも牙らしい牙はないものの結構ギザギザとしていてナイロンラインだと切られてしまうことも少なくないので今回はワイヤーリーダーを使います
オオウナギ釣りには少しオーバーパワーだけど弱いよりは強いほうが良い
流れが緩む深場へと餌をキャストする
着底後、根がかりしていないか確認をしてあとは待つのみ…
長期戦を覚悟していたけど以外にもすぐに竿にセットした鈴の音が鳴る
チリン…チリリンッ…
なんだろうか、少なくとも本命ではなさそうなアタリ方だ
オオウナギだったらもっと豪快に引っ張っていくからだ
カメが多くいたからおそらくカメがじゃれてきているんだろう
カメの口に入るような小さな針ではないので竿が思いっきり曲がるまで放置しておこうと思ったら仕掛けがゆっくりと岸の方へ向かって動いている
これは放置していたら根がかりしそうだな
仕掛けを投げ直すことにしよう
今度はさっきよりも少し流れの早い流心の深みへ投げ入れる
カメの遊泳力はそこまで強くないので流れのある場所ならカメたちもじゃれてこれないと予想したからだ
予想的中!アタリが一切ない!笑
良いのか悪いのか
でもこれでオオウナギのアタリに集中することができそうだ
それにしても暇なので餌用の小魚を釣る用の竿で遊ぶ
あまりにも簡単にテラピアが釣れてしまうので3匹釣ったら飽きてしまった
そうこうしているといきなり鈴が鳴りだした
チリリリリッ!!
今回のアタリはでかそうだ!
一気に釣り竿の根本から曲がっている
急いでフッキングをする!
のったーーー!
完全にオオウナギの引きだ!
スピードというよりかトルクのある重い引きだ!
ドラグをフルロックして強引に引き寄せる
獲った!
立派なオオウナギだ
触ると分かるんだけどウナギの筋肉感がすごいんだ
サイズアップを求めて再度、キャストする
同じ流心の深みに投げ入れる
鈴を竿にセットしてアタリを待つ
たまにはこういうのんびりとした釣りも気持ちが良いなぁ
だらっと座って黄昏れているとのんびりムードをぶっ壊す鈴の音が鳴り響いた!
チリリリチリリリ!!
慌ててフッキングを入れる!
よしっ!のった!
岩穴に潜られないように強引にファイトする
さっきよりも重たい
サイズアップきたか!
岩をかわし、流心の重たい流れをかわしてオオウナギは僕の足元へ寄ってきた
でかい!さっきの個体よりもぜんぜんでかい!
1mは余裕で超えている大物だ
竿と並べたらこんな感じ
ここまで大きいと細長い魚だけど存在感がすごい
散歩してるおじさん方も集まってくるわけだ笑
2匹連続で釣り上げて満足したので下流へルアーフィッシングをしに行く
せっかくの上げ潮、このチャンスを逃すわけにはいかない
川沿いを下って行くと一箇所に多すぎるくらいボラが溜まっている場所があった
むむむ、これは怪しいぞ
ということで試しにダート系のワームで表層を探ってみる
すると、なんと一投目で何かがヒット!
ナイロンの16ldという弱めのタックルだから慎重にドラグを出しながらファイトする
なんだろう、ボラのスレ掛かりかチヌとかかな
引きは強いけど案外すんなりと手前まで寄ってきたその魚は40cm近いロウニンアジ!
今、完全にこのロウニンアジと目が合った
その直後、さっきよりも強いセカンドランが始まった
ジジジジジジジジ!ものすごいスピードでドラグが出ていく
(やばい、そっちは岩があるのに!)
僕の気持ちなんてお構いなしにロウニンアジは岩場へ突っ込んでいき悔しいラインブレイク
なんてこったーー!
その後は天敵がいなくなり安心したのかボラたちは散らばっていき、水面も静かになってしまった
帰るか…
本命が釣れて大満足な釣行だったはずなのにロウニンアジのおかげで心残りのあるつりになってしまった
次からは欲張らずに釣りしよっと